2007年06月26日

沖縄慰霊の日と狂科書検定

6月23日は沖縄慰霊の日だった。慰霊の日は、第2次世界大戦時の沖縄戦の組織的戦闘が終結した日ということである。

今年の慰霊の日は、高校生の日本史教科書の検定で、沖縄戦の際に日本軍が住民に集団自決を強制したという記述が削除されるという問題のなか迎えることになった。

まあ、その戦前復古的理念を隠そうともしない現政府のやり方は、ある意味立派でさえあるが、「国体の維持」のために見殺しにされた沖縄の人達にとっては、受け入れがたい事態だと思う。

自分は、第2次世界大戦自体を間違った戦争だとは思わない。当時の歴史のうねりのなかで、ああいう状況になるのもやむ得なかったのかもしれない。無論、戦略的な見込み誤りはあったかもしれないが、それは別の問題である。また、小林よしのり氏が主張するように、当時の価値観を今の価値観で評価するのもよろしくないと思う。

とはいえ、それはそれで、それ以上でも以下でもない。天皇をはじめとして、死んではいけない人と死んでもいい一般庶民が厳然と分けられる戦前の体制は誤りである。すくなくとも一人の子供を持つ親として、その理屈は命がけで認めない。

安倍首相はそういう戦前の体制がお好みのようで、今回の教科書検定結果も余裕でその影響下にあると考えるのが自然だろう。あんたはいいだろう、当時少なくとも戦乱の中では死ななかった側(戦後処刑された方もいらっしゃるが)の孫だから。

鈍感力とか言ってる場合じゃない、もっと鋭敏に庶民の叫びに耳を傾けろっ!
ラベル:沖縄慰霊の日
posted by JOJO at 21:52| ロンドン ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | 政治・経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
同感です。

素晴らしいダイアリーでした。
Posted by しおぎ at 2007年06月27日 23:51
しおぎさんどうも。ちょっと力が入りすぎました。この手の話題を書いていると、怒りがこみ上げてきちゃうんです。
Posted by JOJO at 2007年06月28日 20:14
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